午前中は通常通り、針灸やマッサージを受けた患者さん。普段は静かな
午後、急なスケジュールが入ることになったのです。
ちょうど昼食の時間になる前のこと、術創の癒合状態も大変良いため、
患者さんからキャスターなしの歩行器を借りてきて欲しいという申し出が
あり、ナースステーションに借りに行きました。看護婦さんがリハビリ室に
あるかどうか分からないと困った顔をしていたので、なかったらリハビリ
室を使いたいと言ったところ、とりあえず聞いてみると言って話をしていた
のです。
昼食が終わり、キャスターなしの歩行器は部屋に届けられ、患者さん
も歩行器を使用して練習をしていました。少し時間が過ぎた頃、白衣を
着た若い人の集団が病室を訪れ「さぁ、行きましょうか!」と笑顔で言う
ではありませんか。通訳の私がすっかりワケが分からず「どこに行くん
ですか?」と聞き返したところ、どうやら担当医がリハビリ室での訓練の
予約を入れてくれたらしいのです。
白衣を着た集団につれられて来たのは西山病院自慢のリハビリ室。
職員食堂の横、四合院を思わせる丸い門をくぐると到着。ドアを開け
見回すと広い板張りの部屋にトレッドミルや起立台があり、そこでは
中国人患者を始め、同じ病棟に入院中の欧米人患者も練習に来て
いました。
今日は曲がったひざを真っ直ぐにするマッサージ、足を内側と外側に
蹴り出す練習、起立台を使った練習が行われました。室内が気持ちの
良い温度に保たれていたため、汗が流れ出ることもなく、室外が30度も
あるなんて思えないほどでした。
明日から午後はリハビリ室で過ごします。針やマッサージなど中国
医学プラス現代のリハビリで更なる改善が期待されます。