2005年09月29日

2005年8月:患者Yさん

 今日は8月下旬に手術を受けられた、Yさんのご紹介です。
Yさんは黄先生が手掛けた患者様の中で最高齢者にも関わらず、
とってもしっかりしたお方。お孫さんとも歳が近いそうで、
私に大変よくして下さいました。私も日本にいる祖母のことを
思い出してしまいました。

患者名:Yさん
・病名:ALS(筋萎縮性側索硬化症)
・発病日: 2003年9月
 ・入院日: 2005年8月23日
 ・手術日: 2005年8月30日
 ・退院日: 2005年9月17日
 ・発病と術前の状況:
2003年9月頃より構音障害が出現。舌の萎縮と繊維束攣縮あり。
肩甲上腕筋群と頚筋の脱力あり。針筋電図で上下肢と舌で
giant spikesあり。神経伝導検査はCMAPが軽度低下のみ、
症状は進行性で、構音・嚥下機能が著しく悪化。上肢と顎の筋力
わずかに悪化のみ。話すことは出来ず、涎が出るため常時ガーゼを
口にくわえている状態。痰が多く、吸引が必要。2005年5月に
胃ろうを増設。
・術後の状況:2日目期待したほど変化が見られなかった為、
Yさん落ち込む。術後3日間程、痰の吸引、酸素吸入の必要あり。
その後両者ともほぼ必要なし。血液検査の結果、栄養及びナトリウム
の不足、白血球の数値が異常に高かった為、点滴を数日続ける。
涎が減少。術前レントゲン写真を撮る際、ベッドで身体を横向けに
しても仰向けに戻ってしまう状態であったが、5日目自分で横向けに
出来るようになっただけでなく、寝返り、脚の交差等コントロール
出来るようになる。頭を上げて、点滴の様子を見ることができるように
なる。手術の効果か点滴の効果かは定かではないが、足の浮腫みがひき、
正常の状態に戻る。術前のビデオ撮影の際、階段上りが困難で補助が
必要な状態であったが、術後のビデオ撮影ではお一人で上られた
(階段に関しては、感情面の作用とも考えられる)。

 Yさんは、日本にいらっしゃった頃からずっと眠りが浅く、悩まれて
いらっしゃいましたが、術前・術後の筋電図検査の最中なぜか居眠りを
されてしまいます。ご本人とご家族、お医者様そして私共スタッフも
首を傾げながら、笑ってしまいました。
 長旅の中、お疲れ様でした。日本でぐっすり眠れるようになれると
いいですね。

Posted by lss at 2005年09月29日 09:12
Comments

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Posted by: credit debt consolidation at 2007年04月11日 01:05
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