2005年10月14日

経鼻管と胃ろう

 T.Tさんは飲み込みが困難で衰弱も著しいので、胃ろうの手術も考えていましたが、
体の負担を考慮に入れ、一番簡単な経鼻管を使用することにしました(胃ろうの手術
なら日本でもできますし)。鼻チューブを通す際とても辛そうでしたが、T.Tさん、何とか
頑張りました!違和感は残るものの、これから十分に栄養が取れるようになります。
栄養をたっぷり取って、ベストの状態で手術に備えて下さいね!

 日本では敬遠されがちな胃ろうですが、欧米では食べることが困難になるとすぐに
造設するので、痩せ細ったALS患者さんを見かけることがありません。黄先生ら医師
はALS患者の死因は呼吸困難と栄養失調が大部分を占めていると指摘し、「早けれ
ば早いうちに造設するべきだ」と考えておいでです。胃ろうを造設したからといって口
から物が食べられなくなる訳ではありません。また、胃ろう自身も目立たず、生活に
も支障をきたしません(実は経鼻管の方がつらいのです)。日本の病院によっては「呼
吸器をつけてから…」と説明されるところもあるようですが、それは間違った考え方と言
えるでしょう。今回は断念となりましたが、最初は頑固として拒否していたT.Tさんの考
え方も、詳しく説明を受けた後積極的に開設したいとの意思を示していらっしゃいました。
偏見や固定観念に囚われず、先ずはインターネットなので理解を深めてみる事をお勧
めいたします。調べてみて、「やはり…」とお考えの方は、経鼻管での栄養摂取をお早
めに取り入れた方が良いと思います。

 手術は、土日は行っていませんので、T.Tさんの手術は来週になります。体調等条件
が揃えば、月曜日にも行うことができるかも知れません。

Posted by lss at 2005年10月14日 07:36
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Posted by: Rudy at 2007年06月15日 02:09
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