土日は手術ができない為、今日は朝から気管切開の決断を迫られます。
痰が多い為、肺から酸素を有効に吸収することができないだけでなく、詰まった痰で呼吸停止してしまう恐れもあるからです。これではOEG手術を受けることができないだけでなく、命にも関わってきます。
チューブの長さには限度があります。気管切開すれば、痰を吸引する際、口や鼻から吸引しても届かない奥の方まで届くことになります。よって、呼吸が楽になるのです。また、痰の吸引が行い易いだけでなく、患者自身も口や鼻から吸引するような苦しさ・痛さから、開放されることになります。だから医師は勧めるのです。
T.Tさんも、ご家族も大変悩みました。なぜなら、そんなに簡単な問題ではないからです。中国の法律では、気管切開は患者ご自身で決めることになりますが、切開後は、緊急時における処置(人工呼吸器の装着なども含む)等、医師の判断に任せることになってしまうからです。ご家族はT.Tさんの意思に任せる方針です。……悩みに悩んだ末、ついにT.Tさんから気管切開の同意の意思表示がありました。
午後4時から30分ほどで、手術は終了しました。結果は成功。気管からの呼吸からということで、困惑は見られるものの、ご無事な様子。気管からの呼吸にまだ慣れていないのと、身体中の酸素量を正常にもどす為に、人工呼吸器にて慣らすことに。今夜は安定剤を投与し、ゆっくり休んでもらうことになりました。
手術後で感染し易い状態なので、数日間はT.Tさんの状態を見守ることになりそうです。
Posted by lss at 2005年10月21日 10:22