昨日は、チケットのことで忙しくなった李は日誌を書くことがすっかり忘れてしまいました。
予定の24日に帰国の席が取れなかったため(28日まで満席だそうで)、23日に帰国することになりました。
昨日の午後と今日一日で、退院前の肺機能検査、筋電図検査とビデオ撮影を終わらせないといけないことと、その間に栄養補助の点滴、リハビリ、鍼灸なども一通りやりますので、結構忙しいでした。
嬉しいことに、肺機能検査の結果から、改善が見られました。術前と比べ、呼吸に使う筋力が大きくアップしたことが分かりました、術前に筋力が弱い為最後まで出来ない項目もスムーズに先生の指示通りにやりました。筋電図からも手の筋肉と太ももの筋肉の改善が見られました。
午前中、入院しているイタリア人の家族達が、でっかいケーキを買ってきました。誰の誕生日かと聞きましたら、K.Yさんのお母様にあげるんですよと言ってくれました。すごく人気のあるお母様で、この前に退院したイタリア人患者さんにプレゼントをあげて、イタリア人の皆さんにジャパニーズママと呼ばれて、よく集会室でイタリア人と、スペイン人と、日本人と、通じない言葉をしゃべりながら、手振り身振りでコミュニケーションを取っている楽しい風景が見えます。
いよいよ 明日にご帰国となりまして、今日午後からお母さんはスタッフの田村が案内して、市内にお買い物。
現在西山病院ではイタリア人が多数を占めるため、イタリア語のあいさつが飛び交って
います。「ボンジョールノ」やら「チャオ」やらイタリア人でない私達もついついそうあい
さつしてしまいます。多数決みたいなものです(汗)
さて、日本人が病院内にいるということで、イタリア語の次は日本語を勉強しようと
看護婦さんから病室や通訳に質問が殺到しています。みんな本当に勉強熱心だなあと
感心。さっきは鍼の先生から日本語教えろ攻撃を受けました。日誌を書いている隣でも
熱心に勉強しています。
K.Yさんは医師や看護婦、病院スタッフの皆さんから「顔色がいいね」といわれる
ようになりました。顔の輪郭も数日前より少しふっくらされています。点滴やリハビリが
落ち着いた午後からは活動室で過ごされ、イタリア、スペイン、オーストラリアの患者
さん達とジェスチャー交じりにおしゃべりを楽しまれています。
一昨日の夜に痰の吸引もなしで静かに寝られましたので、昨日一日元気でした。
入院しているイタリア患者の付き添いの男の人が、わざわざ市内のスーパーに行って、プレゼントを買ってくれました。立派な野球帽でした。
K.Yさんにとても似合いました。術後髪の毛が生え始まるときに、一番合うものです。
K.Yさんから、お返しに日本のお守りを上げました。
今日は土曜日なので、リハビリなど一切なしで、これから連絡を続けるよう、イタリア患者さんと住所交換もしました。
昨晩Y.Kさんは痰が多く、あまり良く眠れなかったそうです。毎日点滴で栄養補給
はしているものの、口から食べ物を摂取することが激減されました。すべては身体的
、精神的疲れと慣れない海外での生活と食事からきているのではないでしょうか。
知らないうちにストレスがたまっているのかもしれません。介護されているお母様も
睡眠不足のようでグッタリしておられます。
先生方も体力が落ちていることをとても心配しておられます。抜糸まで後数日、
もうすぐ帰国が待っています。帰国前には元気で北京観光が出来ますように。
明日は元気になりますように。
本日、Y.Kさんがお誕生日を迎えられました。朝からリハビリでばたばたし、連日続く点滴で
ベッドから車椅子に移ることもできず、忙しい一日が始まりました。
お誕生日ということで、西山病院よりバースデーケーキがプレゼントされました。このケーキを
作ったのは病院の専属ドライバーの張さん。ドライバーになる以前は調理師だったそうです。
奥様も同じく調理師だそうで、中国の高官にケーキを作ったりするらしい・・・すごいです・・・。
Y.Kさんもお母様もこのケーキを仲良くなったイタリアの患者さんとその家族で一緒に食べ
ようと思っておられたのですが、同じくALSに罹る2号室の患者さんがイタリアへ帰国される
ということで、病院内は慌しい中お別れの悲しみに包まれていました。Y.Kさんのお母様も
2号室の患者さんのご家族にお別れを言い、同じ病気に罹った家族を持ち、支えている
強い気持ちが共鳴したかのように涙を流しました。言葉の壁を越えお互いにお互いの母国語
で話していましたが、言葉よりももっと深いところにあるものを感じ、伝えあっていたように
見えました。
「Forza!!」「がんばろう!!」
この二つの国の同じ意味の言葉に目頭が熱くなりました。
お昼、活動室に集る皆さんでケーキを食べたあと、2号室の患者さんをお見送りし、午後は
勝手の悪い点滴をしながらではありますが、テレビを見ながらゆっくり過ごされました。
採血した結果、栄養不足のため、データが殆ど臨界のことで、ご本人の納得を得て、午前中鼻チューブをつけました。
鼻から胃まで管を入れているから、吐きそうになったK.Yさんの顔を見て、涙目になってお母様とスタッフの李が言葉も出てきませんでした。
後四日で抜糸しますので、その前に身体の回復に向かって頑張らないと、帰国しようと思っても飛行機のことに心配するから、今はしっかり食べることとぐっすり寝ることが一番重要なのです、なんでも前向きに考えれば、チューブの違和感を慣れるまで我慢して、栄養たっぷり取り、元気になってから帰国しましょう、と李は言葉に貧乏しながらも、頑張って説得しました。
Y.Kさんがあまりにも細身なため、栄養状態を心配した先生から経鼻経管食を勧められ
ました。以前の日誌にも取り上げましたが、西山病院の先生方は経鼻経管食でも胃ろう
でも「食べられない時のため」の方法として考えています。胃ろうは造設しても、自分で
食べられる時には口から食事をし、どうしても上手く飲み込めない時には胃ろうを使えば
体内の栄養を一定に保つことができるということです。
手術の前後、日程的にもバタバタしていたためかずっと疲れた状態、ずっと緊張した
状態でおられました。その上疲れて食欲がなくなり、点滴は増えていくという悪循環を
辿っていたのです。経鼻経管食になるかはまだ分かりませんが、リハビリも始まりま
したので、少しでもベストな状態で治療を受けていただきたいと願うばかりです。
さて・・・リハビリが始まるということは、痛い先生の治療も始まるということです。
午前中、Y.Kさんの向かい側の病室に入っているイタリア人(帽子をかぶったら
マリオブラザーズっぽい人)も痛い治療を受け、車椅子に座り、動きにくくなってき
た両足をピョコピョコと蹴り上げながら「ぎゃーっっっっっ!!!!!」と何度も叫
んでいました。それを目にしたY.Kさん、相当ビックリされたようで、午後痛い先生
が病室に現れた時には苦笑い。これで「なぁ~んだ、思ったより痛くないや♪」
ならよいのですが、・・・やっぱり痛かったみたいです。先生は笑っていても、見
ている人まで痛くなってしまいます。お母様が痛い治療に挑戦しましたが、やっぱ
り痛いんだそうです。
「痛みは病気を治す」は本当なのか、Y.Kさんの固まっていた関節が柔らかくなり、
お母様の肩の痛みが軽くなったそうです。
これから退院までPT、鍼灸、痛い治療を続けていきます。痛いのは辛いですが、
がんばりましょう!!(汗)
術後、すぐに変化が現れないことに落ち込んでいたY.Kさんが、夕べも今朝もヨーグルトとバナナしか食べませんでした。
先生から、栄養補充の為、点滴をしますと指示が出されました。
土日なので、リハビリとかもなしで、ちょっと退屈かもしれないんですが、頭の中はきっといろんなことを考えていると思います。
先生にも心配していることを話をしました。やっぱり今の段階では、焦ることは身体にして一番敵だよと言われました。術後では、体力の回復に向かって食べることと寝ることは重要で、それからリハビリに入るということです。
今朝十時四十分ごろ、無事手術が終わりました。
夕べ緊張のあまり、眠れなかったようで、想像より手術は簡単だったそうですが、術後三時間安静され、喉が渇いているけど、飲み込みはよくないから、一回ベッドから起きて車椅子に乗って食べようとしてたが、結局、飲まず食べずにベッドに戻って、ちょっと体調はいまいちだそうです。
今晩ゆっくり寝れますよう
昨日病院のご到着のK.Yさん、本日より術前の検査が始まりました。
なかなかのハードスケジュールです。午前中は筋電図、肺機能検査を
受け、午後にレントゲンや心電図、ビデオ撮影をしました。
夕方はやはりお疲れの様子で、お休みになっています。また、心理的に緊張しているせいか、足の突っ張りも酷く夜も眠れないとのことなので、医師に筋肉の緊張を緩めるお薬を出してもらいました。これで、夜もゆっくり眠れるようになるとよいですね。
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T.Wさん、今日航空チケットの予約を済ませました。
尿の量が一日5000ccと大変多いので、カテーテルをつけたままですが、明日カテーテルを外し、ご自分で尿の排出が出来るか、確認してみる予定です。
帰国の際、カテーテルをつけてという場合も考えられますが、その場合、消毒などもしないといけないので、日本の病院にもコンタクトをしたいといけなくなってしまいます。その為、カテーテルは出来れば外したいのですが。。。
明日はご自分で尿がコントロールできますように。
喘息、排尿のトラブルと帰国を目前に体調を崩されていたT.Wさん、このまま
体調が改善に向かえば明日にはカテーテルを外し、帰国は今週水曜もしくは木
曜となりそうです。T.Wさんより体を動かしたいという申し出がありましたが、大
事をとって午前中には軽いマッサージと鍼を、午後には点滴をしてゆっくりお休
みいただきました。ずっと動かない為、喉がゼロゼロし、痰が出にくいようです。
帰国まであともう少し、早くよくなりますように。
本日、新しい患者さんがお越しになりました。明日から手術に向け肺機能検査、
筋電図などの検査が始まります。今晩はゆっくりお休みいただきたいと思います。
日本からの長旅、本当にお疲れ様でした。
T.Wさん、昨夜から尿が出にくくいそうです。
数分ごとに少しずつ尿が出るそうですが、その際お尻から下腹部にかけてかなり力が入っている様子で、詰まったような感じがして痛いそうです。また、身体に力が入るため、息も苦しくなります。
ご来中する前に、日本でも医師に前立腺が腫れているということで、検査を行っている途中だったそうです。
こちらの医師が言うには、やはりその問題で、尿が出にくくなっているところに、T.Wさご本人が焦って逆に要らない力が入ってしまうので、出なくなっているのではないか、ということです。
とりあえず、数日間はカテーテルによって尿を排出し、T.Wさんにリラックスして尿を排出出来る心理環境を作ることにしました。また、栓をして定期的に出す方法を採用し、T.Wさんに尿の排出を我慢する練習もしてもらっています。現在尿意のあるごとに栓を開けていますが、T.Wさんは5分ごとに尿意を訴えていらっしゃるので、少しずつ時間に間隔をあけて、2時間に1回のペースにもっていけるよう練習する予定です。
前立腺の腫れについては、日本に帰国後、詳しい検査や適切な処置をして欲しいとのことです。
今日は、土曜日なのに、手術があるので、病院は普段と変わらなく先生と看護婦さんは大勢いました。
T.Wさんは、夕べから呼吸が楽になって、痰の出すこともしやすくなりました。
この二三日は、ベッドを高くして、座った姿勢が多かったが、今日は、枕なし横になったほうが楽だそうです。
土日はリハビリも休みだから、今日も一日ベッドでお休みです。
三月になると、北京は朝晩冷えていますが、昼間は気温が10度までも上がって、この二三日は急に暖かくなりました。
喘息と戦っているT.Wさんは、昨夜、鼾も出るほどよく寝れましたそうで、顔色もよくなりました。今日は一日横になって、朝から夕方までずーと点滴をしていました。
痰が喉にたまっているようで、喘息の音から痰のゴロゴロに変わって、痰を柔らかくする薬をもらって、それに、ネプライザーもやりました。先生からなるべく自力で痰を出すようにと指示が出ました。
昨日はうっかり日記を更新するのを忘れてしまいました。反省です。
今日は昨日の分もまとめて書きます。
3月1日
午前中もT.Wさんの状態はよくなりません。少し動いただけでも喉がヒューヒュー鳴ってつらいので、食欲はあるもののお食事もおかゆを半分だけしか食べられません。
しかし、午後より医師が治療法を変えてから、夕方頃には症状がよくなったように感じます。症状に好転が見られない為、みかねた医師が、大病院の専門医に電話で状況を話し、治療法を聞いたそうです。
また、T.Wさんの息子さんが、インターネットにて酸素量が多い場合にもしゃっくりがでる原因になり得るという情報を見つけたので、少しずつ試してみることにしました。
3月2日
今日は治療法が有効なのか、随分とよくなったようです。ヒューヒューという音も随分小さくなりました。勿論、動くとやはりヒューヒューいってくるのですが、それでも昨日よりも状態が良いようです。また、今日は食欲も旺盛で、沢山食べました。医師からも沢山食べるよう指示が出ていたので、これで安心して食べれますね。
明日はもっとよくなっていますように。。。